各階、自然の名前が付いたフロアに分かれていて、和室3室・和洋室9室・シングル1室の全13室。
4階「水のフロア」と5階「風のフロア」はA・Bの2タイプの和洋室があります。
まずは和洋室タイプAの部屋にお邪魔します。
玄関ドアを開けると・・・。
まだ見せない!にくい演出。
からの…見てください!この開放的で贅沢な空間を!
小上がりの畳の間の奥にはソファとテレビ、その横にセミダブルベッドが二つ。
思わずため息が漏れました。
床の間があることに喜びを感じられるのは私だけではないはず。細工窓からの木漏れ日が幸福感を高めてくれます。日本人に生まれて良かった。
部屋の奥に鎮座するベッドには、硬さ・フィット感・ボリュームともに申し分ないSerta(サータ)社のマットレスを採用。
フットスロー(ベッド足元の長い布)にあしらわれているのは肥後藩細川家の家紋「九曜紋」です。
このスモーキーな窓がある部屋の正体は?はて?
(ソファやテレビの反射でわかりにくくすみません。。)
正解はバスルーム。ゆったり身体を沈められるバスタブは黒でシックな装いに仕上がってます。
独立洗面台もバスタブと同じ色で統一。大きな三面鏡は奥行きを感じさせます。
洗面所に置かれたアメニティは、イギリス生まれのアロマ製品ブランド「アロマセラピーアソシエイツ」で統一されてました。
香り高い高品質製品をチューブタイプで贅沢に使えます。
その他、歯ブラシやクシ、ボディータオルなどが揃う中、一番奥に見えるのは…?
なんと!肥後野菜の一つ「水前寺菜」を使ったフェイシャルマスクです。水前寺菜自体も珍しいですが、これは初めて見ました。それもそのはず、松屋本館オリジナル商品のようです。お肌にいい成分がたっぷり配合されてます。
部屋のバスタブでも十分ですが、さらに贅沢気分を味わいたい方にオススメしたいのは、5階風フロアにある家族風呂「西ノ湯」「東ノ湯」。
家族湯はチェックイン時に予約をすれば、50分無料で貸し切りOK!
ちなみに、3階には時間帯で男女の入れ替えがある大浴場もあります。
さらにさらに、松屋本館から徒歩1分の松屋別館の大浴場も利用OKという大盤振る舞いです。
また、5階フロアは限定1室のシングルルームも。
シンプルで機能的な部屋ながら、ベッドやアメニティは他の部屋とまったく同じ。ビジネス利用にありがたい希少部屋です。
どんどん参りましょう!
続いては4階「水のフロア」のご紹介です。
こちらは和洋室Aタイプ2室の他に和洋室Bタイプが3室あります。
Bタイプの部屋はAに比べると少しコンパクトになりますが、なんのなんの、十分開放的でゆっくり寛げますのでご安心を。
こちらもガラス張りのシャワーブースを完備。プラス独立洗面台の大きな鏡が開放感を演出しています。タイプAでも感じましたが、空間を広く見せる工夫がうまい!
続いては3階「土のフロア」。
こちらは和室が3室あり、純和室と掘りごたつ和室で存分に和を感じられる空間となっております。
宴会場と同フロアになっているので客室入口には仕切り扉があり特別感が増し増しです。
木の温もりをふんだんに感じられる清潔感のある和室は、凛とした雰囲気が漂いながらも松の細工がアクセントになっています。襖や障子を見るにつけ、心が安らぎますね。
そうそう、ここで忘れてはならない大事なポイントを。
全室共通で、コーヒーだけでなく冷蔵庫の中のドリンクもサービスとのこと。ありがたいことにビールもあるじゃないですか!
館内は全て浴衣や館内履物で過ごせるのも魅力的です。
「おかえりなさい」と声をかけられれば、たちまち我が家に帰ってきた気分に。