道の駅阿蘇に隣接したホテルを拠点に阿蘇地域を満喫
2023年11月6日に新しくオープンしたホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇」に行ってきました。
こちらは地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」にて展開されているホテルで、現在14道県29ヶ所(熊本阿蘇含む/2023年11月時点)に展開中です。
熊本では道の駅阿蘇に隣接してオープンした熊本県初のホテルブランドで、フェアフィールド・バイ・マリオット自体が宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめその地域のお店を利用して地域の人々との交流を図り、地域の知られざる魅力を渡り歩く旅体験の拠点となる場所として作られています。
それでは、道の駅阿蘇&JR阿蘇駅&フェアフィールド・バイ・マリオットの位置関係を説明しましょう。
こちらはJR阿蘇駅です。
阿蘇駅の改札を過ぎると目の前のロータリーには熊本復興プロジェクト『ONE PIECE』ウソップ像があります。
阿蘇駅改札を抜けて左手には道の駅阿蘇です。
そして阿蘇駅改札を抜けて右手には今回オープンしたホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇」があります。
客室紹介【スタンダードキング】
フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇の客室は2種類のみ。
スタンダードキング38室、スタンダードツイン55室の全93室です。
まずはスタンダードキングのお部屋をご紹介。
客室にはキングサイズのベッドがどんと置いてありますが、意外に圧迫感はなくテーブルもソファもあってゆっくりできる作りになっています。
ちなみにですが、熊本県内のホテルでキングサイズのベッドがある客室はそう多くはないので気になる方はぜひその大きさを体感してみてください。
はい、キングサイズのベッドがドン。
窓から見える景色は阿蘇山(阿蘇五岳)側と大観峰側があり、こちらの写真は阿蘇山(阿蘇五岳)側です。
取材時はあいにくの曇り→雨でしたが、春夏秋冬それぞれの山の景色が楽しめます。
ベッドサイドにはUSBとコンセントもあり充電もバッチリ!!
アナログ時計も秒針がカチカチと音がしない静かなものが置いてあります。
こちらのホテルは宿泊特化型になりますので、浴室に湯船はなくシャワーブースのみです。
ホテルに隣接している阿蘇坊中温泉「夢の湯」さんをはじめ、阿蘇には色々な温泉地がありますのでぜひそちらを利用してみてください。
さて、洗面所・シャワーブース・トイレの水回りは入り口にありますが、気になる方に朗報です。
ベッドと水回りを仕切れる扉がありますので閉めることができます。
仕切り扉を閉めないとこんな感じですが。。
仕切り扉を閉めるとこんな感じです。
こちらは入り口側からみた感じ。完全に別空間になりました。
特に冬場は閉めたほうが暖房が効いていいかもしれません。阿蘇の冬は寒いです。
共有スペースでゆっくりリラックス
ホテルの入口に入って正面にフロント、その右奥には宿泊者が利用できる共有スペースがあります。
マリオット一家のフェアフィールド農場のおもてなしをイメージしたこの空間は、ゲストがゆったりと気楽にくつろげる木の温もりが感じられます。
ソファやテーブル、テラス席、コーヒーマシーン、電子レンジ、流し台、コインランドリーなど滞在中は自由に使える空間です。
こちらのホテルにはレストランがありませんので、道の駅や地元の飲食店などで買ってきたものをここで食べることができます。
個人的には意外と流し台があるのが嬉しくて、食べる前に手も洗えるし、道の駅で買ってきたフルーツを洗って食べることも出来るし、哺乳瓶のミルクを冷ますのに使えたりとポイント高いです。
こちらがテラス席です。
淹れたてのコーヒーを飲みながらゆっくりくつろぐのもいいですね。
こちらはコミュニティーカウンター。
流し台をはじめコーヒーマシーンや電子レンジなどがあります。
コーヒーマシーンでは、
・レギュラーコーヒー
・アメリカンコーヒー
・カフェラテ
・アイスコーヒー
・アイスカフェラテ
・エスプレッソ
・熱湯
が選べます。
コーヒー豆はカルディコーヒーファームのものを使用しているそうです。
コーヒーのほかにもお茶、ほうじ茶、お味噌汁がいただけます。
意外とお味噌汁が人気だそう。
また、割り箸、フォークやナイフ、紙皿などもありますので買ってきたものを数人でシェアしながら食べるのも可能です。
電子レンジ、オーブントースター、氷はこちら。
阿蘇には色々なパン屋さんもあるのでオーブントースターで軽く温めて食べるのも出来立てパンのように美味しく食べられますよ。
オプションにはなりますが、朝食付きプランを予約すると阿蘇の特産品や名物料理を使用した朝食ボックスが付いてきます。
プレッツェルサンド、パンをはじめ熊本赤鶏とリコッタとお芋のサラダなどのお惣菜、マカロンなど充分な量の朝食ボックスです。
すべて美味しかったですが、中でも阿蘇天然ミネラルで育てたブランド豚を使ったプレッツェルサンドはもう一つ食べたかったぐらい美味しかったです。(個人の感想です♪)
共用スペースにはその土地にちなんだ工芸品や書物を展示するライブラリーもあります。
アート写真も様々な阿蘇の風景が切り取られています。
ホテル内にはドリンクやお土産の購入もできるマーケットプレイス(売店)もあります。
隣接している道の駅阿蘇には特産品の品揃えが多数
道の駅阿蘇は阿蘇の野菜や果物をはじめ、お弁当やお惣菜、郷土和菓子・いきなり団子など毎日新鮮で作りたてのものが並びます。
特産品の阿蘇高菜も種類が豊富です。
手作りのお弁当やお惣菜もいっぱいありすぎて迷います。
くまモンと一緒に写真も撮れます!
館内にある観光案内所。
この阿蘇という地域には阿蘇山をはじめ雄大な自然が広がり、阿蘇の伏流水、新鮮な野菜や乳製品、温泉など観光地も特産品も色々あります。
1日では回りきれない広大な地域になりますが、自分なりの新しい発見の旅を楽しんでくださいね。