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現代に復元した名刀「蛍丸」を無料見学&撮影。肥後の里山ギャラリーで阿蘇神社展が開催中。5月11日まで。

2024年05月07日 | 管理者


練兵町にある肥後銀行本店1階にある、肥後の里山ギャラリーで現在「楼門修復記念 阿蘇神社展」が開催され、そこで名刀「蛍丸」が展示され無料で見学できるので行ってみました。

肥後の里山ギャラリーの場所は?

辛島公園側からだと横断歩道を渡ってすぐの肥後銀行本店1階に肥後の里山ギャラリーはあります。


ここから入ると、正面が入り口になるので入場までスムーズです。

「楼門修復記念 阿蘇神社展」は入場無料です。この先がギャラリーになります。
展示物の写真撮影は基本禁止ですが、「蛍丸写」「蛍丸写拵」「阿蘇神社楼門模型」は撮影がOKです。
※フラッシュ撮影や三脚・自撮り棒の仕様はNGです。


ちなみに、肥後銀行店内からも建物内通路を通って里山ギャラリーには行くことができます。

展示作品「蛍丸写と蛍丸写黒革包大太刀拵」

蛍丸は、南北朝時代に阿蘇家一族の恵良惟澄が激戦で刃こぼれした大太刀に蛍が群がって修復するという夢を見て、目が覚めると本当に刃こぼれが直っていたという伝説の大太刀で、終戦後に行方不明になってましたが、2015年にクラウドファンディングで復元して2017年に阿蘇神社の神前に奉納されています。
展示されている太刀の中で唯一撮影可能です。

その他の太刀も展示されています。

蛍丸の他に、
初公開の刀(延寿) 國吉(金象嵌銘)
短刀 月山(銀銅包腰刀拵)
太刀 宗近
太刀 伝雲生
の太刀も並び見学できます。

撮影禁止のため、現物は訪問時にご確認ください。

1/10スケールの阿蘇神社楼門も展示



熊本工業高校の生徒が作成した1/10スケールの阿蘇神社楼門。細部まで丁寧に作られているのがわかります。
この楼門模型の木材は、熊本地震で倒壊した拝殿の用材を用いているとの事。実際に楼門復旧に携わった公益財団法人 文化財建造物保存技術協会協力のもと、伝統的な寺社建築の工法を高校生が受け継いで作った価値ある模型になります。

館内は


初公開の「足立尊氏御教書」をはじめ、阿蘇神社所蔵の阿蘇文書などが展示されています。ここは撮影禁止なので直接見てください。


復元した蛍丸の焼き入れの様子などを映像で見ることができます。


名刀「蛍丸」を一目見たい方はぜひ行ってみてください。
「楼門修復記念 阿蘇神社展」は5月11日(土)までなのでご注意を。
開催期間
〜2024年5月11日(土)まで
時間
9:30〜16:30
場所
熊本市中央区練兵町1 肥後銀行本店ビル1階 肥後の里山ギャラリー
お問い合せ先
肥後の里山ギャラリー
TEL
096-326-7800
URL
https://mizutomidori.jp/gallery/index.html

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