熊本市中央区千葉城町にある熊本県伝統芸館が改装工事のために9月2日(月)から休館しましたが、館内にある工芸ショップ匠は街中に移転して営業中ということでご紹介します。
下通りアーケードから三年坂に入った、カリーノ下通・蔦屋書店熊本三年坂の1階にあります。
三年坂入口の他に、駕町通りなど複数の入口がありますが、工芸ショップ匠は三年坂入口から入るとすぐにあります。
店内には所狭しと熊本を代表する伝統工芸品が展示販売されています。
熊本といえば、県北の「小岱焼」や天草地域の「天草陶石」が有名ですが、県下の主だった窯元の作品が展示販売されています。
レジのカウンター下には、肥後象がんのペンダントやタイピンなどが陳列されています。最近は若手職人の今風の作品も増えているみたいで、見ているだけでも楽しいです。また、職人の手で作られた刃物も陳列されています。
山鹿の来民うちわも販売されています。こちらも若手の職人さんの作品が増え、小型タイプやおしゃれな柄が増えています。
木工品として楕円形のお弁当箱も陳列されてますが、こちらは見本で購入は注文しないと手に入らないみたいです。
食卓を彩るランチョンマットにも使えるカラフルなござも展示販売されています。
取材時には、来年の干支のへびの置物がありましたが、これから年末年始で干支関連の商品が増えるみたいです。
熊本県伝統工芸館の改装工事のために工芸ショップが臨時に街中にオープンしているので、お気に入りの熊本伝統工芸品を見つけにいってみてはいかがですか?