さきどり!!10月5日より始まる「熊本城特別公開」のルート案内

2019年10月05日 | 管理者

10月5日より始まる「熊本城特別公開」のルート案内

一足先に今日より公開される熊本城特別公開第一弾をご案内します。

これから行く人も行った気分を味わいたい人も必見です。

まず、入場券を買います。


ここが二の丸広場にある券売所です。




券売所に並ぶ入り口は駐車場入り口から左奥の方にあります。



ここから並ぶのですが、公開日には入場券購入で混雑が予想されますので係の人の誘導に従ってください。ここの他にも桜の馬場城彩苑にも券売所がありますのでそちらでの購入もおすすめです。

いよいよ、入場!!

2016年4月の熊本地震より約3年半ぶりの熊本城内への入場です。ドキドキですね。


入場券を購入したら、駐車場内のお休み処(休憩所建物横)より入ります。

西大手門と元太鼓櫓が見えてきます??

通路を進むと左手には西大手門、右手には元太鼓櫓があります。

というか、ありました。

こちらは熊本地震とその後の雨により倒壊、現在解体され建材は保管されています。

石垣前面にはネットやグリ石を詰めたカゴなどで安全対策がされており、丁寧にネットがかけられている姿が綺麗です。

熊本城の石垣には地震後にこのような場所が多数あります。



地震前と地震後の西大手門と元太鼓櫓がパネルで紹介されています。元の姿は知っていますが改めて見てみると地震の大きさを感じますね。

次は地震前の有料エリアへ入りまーす!!

西大手門と元太鼓櫓のエリアを過ぎたら、頬当御門跡が見えてきます。現在ここは工事用のスロープがあり今回の特別公開のルート上です。



地震前の築城当時から建つ宇土櫓が左側に見えてきます。

ここで結構テンション上がって写真撮りまくりますが、もっと近くでも見られますのでほどほどに。


第一スロープを進むと正面には大天守、そして左には宇土櫓です。



スロープ上からみた宇土櫓です。

続櫓の建物が地震にて倒壊しましたが、五階櫓は壁や内部は破損したものの外観はそのまま残っています。



宇土櫓が建っている下の石垣です。

一部石垣が膨れていているのが見られます。これは地震により中のグリ石等が動いた為で、地震の爪痕です。

大小天守、きたー!!

スロープを渡りきると大小天守がどーんと登場。

右側が大天守、左側が大天守です。

久々みるとこんなに大きかったのかと衝撃を受け、武者返しの石垣も見事で思いがけず感慨深くなりました。

ちなみにこれは西側からみた天守閣です。

2つめのスロープを進んで天守閣(東側)へ

大天守横にある2つめのスロープを進みます。



スロープを進んでいくと右手には大銀杏が見えます。

築城当時に植えられたこの銀杏は天守閣と同じ高さになると災いがあると伝えられていた通り、同じ高さになった時には西南戦争が起こり天守閣が炎上してしまいました。



左は大天守、右は小天守です。

地震で被災した大天守は瓦を葺き直し、瓦目地や破風に塗られた漆喰が白く、全体的に白い印象になっています。

大天守は復旧が終わりましたが、小天守は復旧途中です。




地震前は黒い印象の熊本城でしたが、塗り直したピカピカの白い漆喰が白の印象を残しています。

のちに馴染んでくる為白い熊本城は今だけしか見られない貴重な姿ですよ。


地震後、初めて熊本城内に足を踏み入れましたが、やはり熊本城は素敵なお城でした。みなさん、是非熊本城を見に来て下さい。

特別公開第1弾インフォメーション(10月5日から)

公開日時 : 原則 日曜・祝日限定 9:00〜17:00(入園は16:30まで)

※券売所は8:45〜16:00

※10月5日土曜日は13:00〜17:00

※10月5日(土)から14日(月)までは熊本城大天守外観復旧記念週間として、平日午後(13:00~17:00)も公開

※ラグビーワールドカップ(熊本開催期間中)・女子ハンドボール世界選手権開催期間中は土曜日も公開します。

熊本城特別公開第一弾入園料

入園料 高校生以上500円、小・中学生200円、未就学児は無料。

※30名以上の団体料金は、高校生以上400円、小・中学生160円


熊本城・わくわく座共通券 高校生以上600円、小・中学生200円

熊本城・わくわく座・熊本博物館共通券 高校生以上900円、小・中学生300円
開催期間
2019年10月5日(土)から

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